近年、都内でAnycaというシェアリングサービスが人気になってきています。
最近シェアリングサービスという言葉をよく聞きませんか?シェアハウスというのもシェアリングサービスの一つです。シャアリングサービスは、とある物品を複数人との間で貸し借りを仲介するサービスの総称になります。
そこで今回の記事は、レンタカーとの比較も含めAnycaについてご紹介したいと思います。
【そもそもAnycaって】
まず、Anycaは、エニカと読みます。
冒頭でとある物品を複数人との間で貸し借りをするということを言いました。このサービスで貸し借りをするのは、個人が所有している自動車になります。
個人が所有している車に他人に貸すということに一瞬戸惑うかと思いますが、車内にゴミなど置いていかないかとか、事故などしないかとか心配ごともあると思います。
しかし、以前は一家に一台と言われた車ですが、今では一家に一台を切っているのが今の世の中です。
そのため、都内を中心にスマートフォンなどで手軽に借りられ、レンタカーで借りるより安く、しかも選べる車種が多いことから、カーシェアリングが近年人気になりつつあります。
Anycaは、個人間のカーシェアリングサービスになります。
サービス開始から3年後の2019年1月時点で、会員登録者数は20万人を超え、登録車数はなんと7000台越えです。
【カーシェアとレンタカーの違い】
気になってくるのは、カーシェアとレンタカーの違いです。どちらもお金を払って自動車を借りるという点は変わりません。違いは、サービス内容が実は大きく違っています。
レンタカーは、自動車を有料で数時間から数か月など幅広い期間、様々な料金体系があるサービスです。
カーシェアは、特定の自動車を会員である複数の間で共有し、その時々で利用したい時間に借りられるサービスです。
次にカーシェアとレンタカーのメリット・デメリットを比べてみましょう。
カーシェアリングのメリット・デメリット
メリット
・予約が簡単
・様々な車種を選べることができる
主に上記の3点が挙げられます。
特に、自家用車ではないので、都内だと決して安くない駐車代や意外とかさむメンテナンス費が掛からないのが大きいと思います。
デメリット
・乗り捨てできない
・長時間乗車する場合、割高になることもある
複数人が共有して使うため、予約で埋まっていることも大いにあると思います。
乗り捨ては、借りた場所にきちんと返す必要があるということです。レンタカーであれば、同じ店舗でなく系列店で返せますよね。
また、カーシェアは、レンタカーのように店舗にいかず、ステーションと呼ばれる場所に車があります。
首都圏ではそれほどではありませんが、地方ではこの場所が少ないというのもデメリットと呼べます。
レンタカーのメリット・デメリット
メリット
・乗り捨て可能
・旅行先で利用ができる
レンタカーは、会員登録することなく店舗にいけば利用することができます。
また、カーシェアと違って乗り捨てが可能であり、旅行先でも簡単に手配できるというメリットがあります。
デメリット
・人気の車種は予約が取りずらい
レンタカーには、キャンセル料と延滞金というペナルティ料金があります。こちらが高額に設定されていることがデメリットです。
こちらは、カーシェアリングも言えますが、人気の車種は予約が取りずらいです。
【副業にもなる】
自動車を貸す人は、オーナーと呼ばれています。
そして、オーナーは自動車を登録し、利用者に使ってもらうことで、設定した金額を支払ってもらえます。
つまり、オーナーにはお金が入ってくるのです。
ただし、手数料(プラットフォーム手数料と言うらしいです)として使用料の10%をオーナーは支払う必要があります。
Anycaが調査した結果、東京23区で登録しているオーナーは、一か月一台あたりに2万5000円受け取れる可能性があるとしています。
もし、自家用車を持っていて、月に数回しか乗らないなどであれば、有効利用してお小遣い稼ぎをするのはどうでしょうか。
【トラブル】
人気なカーシェアリングですが、やはり、トラブルは付き物です。
いくつかご紹介したいと思います。
トラブル1:外装の損傷
どんなに運転が上手だとしても事故をしてしまうときはしてしまうものです。
貸したときにはなかった愛車に傷が、ということもあると思います。
素直な人は、自分から申し出てくれるかもしれませんが、一部マナーが悪い人がいたら、しらを切るかもしれません。
このような場合は、Anyca運営や保険会社に問い合わせても、オーナーと借りた人との間で解決するしかない場合が多いようです。
トラブル2:車両返却後の忘れ物
車の返却が終わって車を確認すると、見たことない品物が置いてあったというものです。
やはり返却などでトラブルになることあるようです。